Zizval-Hadd
ラニャーマと同世代の青年。彼女を無事にイグレスラッド島まで送り届けるという任務をヘザトワンドから与えられ、ラニャーマの護衛係として登場します。
およそ九〇年前に滅亡したと考えられていた、聖地ウルガルの守護者一族「ハッド氏族」の生き残りにして最後の一人。親きょうだいを幼少期に亡くしており、つまりラニャーマと立場・境遇はよく似ているのです。
「あり得たかもしれないラニャーマのもう一つの可能性」ともいえるジズヴァルと、ラニャーマが仲良くなれるかどうか――これが物語を大きく左右する要素となっていきます。
表向きはお上品に振る舞うことができるラニャーマと異なり、ジズヴァルの言動はお世辞にも洗練されているとは言い難いものです。年長者相手にとんでもない言葉を放つ彼にラニャーマはギョッとさせられますが、一方で「ジズヴァルの振る舞いが西の地では正しいマナーである」との声も。
フロイダナスを「変態クソ眼鏡」と罵倒し、ハリサヤズドを「おしゃべりババァ」と罵り、ゲルトダラスには「風呂に入れ!」と叫ぶ彼に、ラニャーマは続けるのでしょうか……?!